規約分解っぽい

uncategorized

些細なきっかけから、独自ドメインのページを復活させて、日記をこちらから書くようになったのですが、今回はなんだか気合が入っていて、どうにかしてアクセス数を増やしたいと思っています。

なので、やっぱりなにか書くしかないんですね。しばらくは東京マラソンネタでもったのですが、今週からは通常の日々が続くので、そう書くネタはないでしょう。

ただ、そうは言っても、まだまだ作ろうと思っているコンテンツはかなりありまして…、まあ旅行関係がほとんどすべてです。いまはそれをどう効率的に構成するのか、そのためにいろいろ仕様を考えているところです。

実は、個別のコンテンツはもうある程度出来上がっています。しかしそれをただ掲載するだけでは、単に膨大な羅列してあるだけの記事になるだけで、見づらい以外の何物でもないです。

旅行のコンテンツというのは、いろいろな次元があるんです。次元ってオーバーかもしれないけれど、たとえばある観光地をとって考えたとき、「地理情報(google map and google earth」、「場所情報(ガイドブックやwikipedia等から)」、「写真」、「日記の内容」、「ルート(どこから来て、どこへ行くのか)」といったさまざまな属性を持っているといえます。

こうした「点」、それもその点が複数の次元をもっているわけですが、こういうものが何10箇所、いや100箇所以上あるので、相当な情報量になるわけです。

ハイパーテキストってそういうものなんですよね。本とかって、はじめからはじめまで直線的に読みますよね。もう10年以上昔でしょうか、「99人の最終電車」ってハイパーテキスト小説があったのですが、これは企画としておもしろかったんだけど、正直どうやって読んでいいのかわかりませんでした。その理由は、これは勝手な想像ですが、結局のところ、ハイパーテキストの表現は通常の小説の一次元的なストーリーの進み方(時間の流れ、いやページを同じ方向にめくっていくという方が適切か)に対し、至極単純に個別の登場人物の視点を入れて多次元にもっていったものの、その持っていき方が、単に「直積」にしただけだったから、読みづらかったのだと思います。

もし、blog形式だけ意識してサイトを構築するならばそれでいいと思うのですが、よりアクティブにかつ多次元情報を効率よく記述するためには、「直積」的な考えではだめだと思うんです。

もちろん、直積空間をはじめに構築することは大事ですが、そこから先のなんらかの要素への「分解」が大事だと思うわけです。そういった意味で、「規約分解、規約表現」を連想するわけです。全然見当違いもはなはだしいですが、少なくとも「直積」という情報の羅列ではだめだと思います。

こういう視点でのウェブサイト構築の話ってきっとあるような気もしますね。googleなんかでもGoogle Website Optimizer というツールがありますから。仕組みがわからないのは当然ですし、まだこれを使ったことがないからなおさらわからないのですが、少しはこういうった視点があるんでしょうかね。もっともこのツールはどちらかいうと「アクセス数を増やすためには」という目的が主だった気がします。自分が思っているのは、もちろんそれも意識していますが、それよりもむしろ、効率よく短時間で旅の記録が伝えられる仕組みをつくるということです。

ちなみに、今仕事でクライアントに提出するレポートを作成しているのですが、どうも紙(実際はワードなりパワーポイント)で書くレポートというのは、直線的、直積的な表現しかできず、自分の考えを上手に伝えられないなあ、と常々感じています。こういう場面でも多次元を表現するためのコアとなる規約表現が見つかればなあと思うわけです。

タイトルとURLをコピーしました