100年後のロシア

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2日連続社説ネタで。

なんだか南・東ヨーロッパで、若者が暴動を起こしているようです。このところの不景気なりロシアーウクライナからの天然ガス供給が一時的にストップしたことがその背景にある、そんな記事がありました。ちなみに南とはギリシャあたりを、東とはブルガリアあたりをさしているようです。

また、この天然ガスの件をきっかけに欧州がロシアに不信感を抱いており、ロシアへのエネルギー依存性脱却を検討し始めているといった観測もあり、そのことが極東日本との積極的なエネルギー協議につながっていると、この社説は述べております。

さて、個人的な話をしますと、今年のゴールデンウィークの旅行は、旧ユーゴと中央ヨーロッパにしていますが、こういうニュースと結構係わり合いがあるエリアだったりします。天然ガス問題はとりあえず解決したっぽい、はたまた旅行はだいぶ先とはいえ、東側諸国でのこのような暴動報道というのは、少々気がかりなものです。

それにしても、ヨーロッパとの協議がうまくいかなさそうだから、その目を極東に向けるというロシアの発想は、まさに19世紀後半から20世紀初頭の帝国主義時代を連想させます。当時は”逆”なんですがね。そしてまた、少々、敵・見方のニュアンスがだいぶ変わってはいますが、とても似ている感じです。

となると、やっぱり自然とバルカンに関心がいってしまう?当時のロシアは、日露戦争で日本に負けると、関心をバルカン半島に戻したわけですから。そして、それが第一次世界大戦へとつながっていくことになるわけです。サラエヴォです、サラエヴォ。

そういえば何日か前に、セルビアがEU加盟を申請しましたね。EU歓迎のコソボとの関係も気になります。コソボ独立の問題は今どうなっているのでしょう。

確かに、経済的な格差がまだ大きく存在しているなかで、こうした組織が巨大化するというのは、少しばかり不安な気もしますが、少なくとも一旅行者の立場としては、いち早くシェンゲン協定に加盟して、面倒な手続き一切なしで国境を越えられる日が早くきてもらいたいなあと思います。ほんとシェンゲン協定ってすばらしいと思います。日本でたとえると、国境を越えるというのは多摩川を渡るときと同じ感覚、「(ここから)神奈川県」って看板があるくらい、それ以外ないもない、そんな感じですから。

セルビアにしても、コソボにしても、ボスニア・ヘルツェゴビナにしても、大体半径数100km内に存在するので、すっごく狭いエリアに密集してるんです。なので、いちいちバスを乗り換えたり、面倒なんです。車で一気に回ってみたいのです。

(結局、これが言いたかった…。)

そもそもこういった「境界地」エリアは、いろいろな文化が融けあって存在しているから、とてもユニークで興味深いんですよね。

そういえば日本だって、そういう国な気がします。

単一民族という点では大きな違いはありそれは決定的なのかもしれませんが、複合的な文化を比較的素直に受けいられる日本が、幸い宗教的にも中立な立場でいられますから、こうしたエリアに経済的だけでなく文化的な面についても、もっともっと貢献できればいいなと思います。

実際、ボスニア・ヘルツェゴビナやセルビアの戦後処理には、日本のODAが貢献しているんですよね。市民へのバス提供など、とある書籍によれば国連の治安部隊の車両よりもずっと目立ち感謝されていたみたいですし。

ところで、セルビア、ロシア、といえば「女子テニス」?

セルビアのアナ・イワノヴィッチいいですよね?。全豪すぐ負けちゃいましたけど。

同じく東欧はスロヴァキアですが、杉山のダブルスのパートナー、ダニエラ・ハンチュコヴァも美人で有名ですね。

最後にぜんぜん話が変わってしまった…、結局何の話だったんだ…、、すみません。

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