本日の移動ルート
(1) 「スピシュ城」からポーランド国境経由「ザモシチ」
(2) 「ザモシチ」から「ワルシャワ」
現在地情報 Warszawa
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2009年5月4日
確かにおんぼろペンションとはいえ良く眠れたのですが、さすがにヘレンドほどではなかったです。ということで疲れが残る朝。ちなみに朝食もありません。買い置きしていたプリングルスで腹ごしらえ。
さてさて、ここはスピシュ城のすぐ脇にある城下町。天気はすばらしいのですが、残念ながらこの街からだとちょうど東側にお城があるため、逆行が強すぎてコンパクトカメラでは写真が撮れませんでした。一眼レフだったらまだ撮り様があるんだけどね。
とりあえずここから10kmほどの街「レボチャ」へ行きました。
しかし、スロヴァキアの朝は寒い。8時くらいでも5度はないと思います。レボチャ、寒すぎたんで車からちょこっと除く程度の観光。
そのまままたおなじ道を引き返して、昨日何度か通ったプレショフを通過、さらに北東を目指し、ここからポーランドへと入ります。最初の目的地はちょっと遠いけど世界遺産の「ザモシチ」。ポーランド南東部の街で、50kmくらいでウクライナという位置にある街です。
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で、引き返すということで、またまた登場スピシュ城。今度はだいぶ日差しが高くなったため、そしてお城のすぐ脇へ行く道を見つけたので、そこから動画&写真撮影。近くだとなお迫力あります。写真とかはうまく伝えられないですが。
国境までの道は非常にすいていたので、快晴のもと極めて快適なドライブ。
と思ったのですが、、甘かった。
ポーランドに入ってからはじめは順調だったんだけど、しばらくすると大型車両が多くなるわ、工事中の道は多いわ、そしてなんといっても信号、これが日本の国道並みにある。それからこの国には立体交差という概念がないのか、ちょっと街に入るとすぐ信号、そして渋滞。道はほとんど1車線だし。ザモシチへ行くひとつの機転となる町「ジェシェフ(Rzeszow)」へ着くのにそして抜けるのに一苦労。
こんなとき快晴は体力を消耗しますね。暑い中の渋滞は結構厳しい。
ただ、ここを抜けると一気に交通量が減ったので、ここからはそれほど苦労なくザモシチへと向かうことができました。それでも他のヨーロッパ諸国と比べると走りずらいには変わりないです。
さてさて、ザモシチに着いたのは午後2時過ぎ。
そのザモシチですが、中央広場がこんな感じである程度。
ザモイスキさんという貴族がイタリア人建築家を招いて街を設計させたのが16世紀で、オーストリア領、ロシア領などを経て、第2次世界大戦ではナチス・ドイツに占領されたそうですが、運良く破壊から免れれ現在にいったているそうで、そのこともあって世界遺産に登録された。
と地球の歩き方には書いてありますが、ほんとこんな程度なんです。ちょっとがっかりかも。それでもここへきたということはとっても思い出になるわけだからそれだけでも大満足であります。
「こんな程度」とはいえども歴史のあるそしてなんといっても「世界遺産」に登録されているということで、見事な観光資源をもつ街ザモシチ、どうも観光地という感じがしないんです。単なるシーズンオフなのかもしれませんが活気もない。
これはスピシュ城やバルデヨフ(ともに世界遺産登録)でも感じました。民主化されて10年以上経過しているとは言えど、まだまだ西側のような観光産業が発達している状況にはなっていないようです。
そんなザモシチ観光はわずか30分ほどで終了。ちょっとここまでくるのに時間がかかったことと、再び道路の移動も時間がかかる、ということで、この段階で本日の最終目的地ワルシャワを目指すことにしました。
相変わらず「立体交差」の概念がないため、途中「ルブリン」という街で大渋滞に巻き込まれるものの、その後は時々登場する「自動車専用道路」に助けられ、250kmくらいの距離を途中30分くらいの昼ね休憩込みで4時間でワルシャワ到着。
ワルシャワにしたのは、どうしてかというと、やっぱりホテル。今日はいいホテルに泊まってゆっくりしたかった、これが最大の理由。また都会ではホテル探しに困ることはないですから。ただ、車という「大荷物」があるため、泊まれるのは駅前とかに限られますが、ワルシャワ駅前には外資のチェーンホテルがいくつかあるから安心。客室数もさすが首都だけあって、500を超える大型のものもあるので当日飛び込んでも問題ないと思われる、そんなこともあって、今日はワルシャワにしました。
運良く、まったく迷うことなくほとんどダイレクトに目的地の中央駅前へ到着。予想通りホテルもチェックインできました。
まともな夕食をとるのは2日ぶり、お風呂は1日ぶり。
今晩はゆっくりできて幸せ。東側諸国のドライブ旅行はまだまだ苦労させられそうです。