速いフレーズ

気が早いけどすでに次回の演奏会へ向けての練習。今回もセカンド。

ベト４は過去やったことがあるので、もちろんかんたんではないけれど、曲の構成とかすこしは覚えているので練習しやすいと思っている。ハイドンは技術的に難しいことはないがどちらかというとアンサンブルとして仕上げるのが難しいので、これは合奏や分奏を通して練習していくしか無い。

問題はモーツァルト。とにかく早いし左手にストレスがたまるフレーズが多い。

そしてとにかく弾きまくるし刻みまくっている。

いったいどうやったら弾けるようになるのだろう。頭の中ではちゃんとフレーズを理解している。じっさいソルフージュできるわけだし。でも指がまったく付いていかない。非常にゆっくりやれば弾ける。しかしテンポが上がらない。テンポを少しでも上げると１，２小節弾いただけで次の小節につながらない。

頭と指が本当に連動しない。音は分かっていてもどういう指の動きなのか、これが覚えられない。

おそらく頭の中では、

?音符を見る　→　?音を頭の中で鳴らす　→　?どの弦をどの指で弾くのか（どのポジションなのか）をイメージする　→　?実際に指を動かす指令を出す

という作業を繰り返していると思う。?から?はほとんど抵抗はない。

僕の場合は?から?の流れがうまくいかないのが致命的な気がする。テンポをちょっとだけ上げただけで破たんする。

指がもたつくのは訓練で何とかなりそうだけど、もたつくのではなくついていけない感じ。

正直同訓練していいのかわからない。何も考えずひたすら練習してもどうしようもない気がしてならない。

細かな技術はまがいなりとも上達しているとは思うけれど、?から?の流れみたいなことを克服できていないと思う。

それを克服しないと一生モーツァルトみたいな曲を楽しむことができないかもしれない。

そしてもちろんこちらの演奏会の曲目だって。