ハイドン

consortviolin

気がつけば演奏会までもう1か月を切っています。今日は、そのオケの練習に行ってきました。本番がだいぶ近いせいか、1stヴァイオリンの出席者が多かったです。だから、ちょっと安心してのびのび弾けるのかと思いましたが、そんな甘くはなかったです。

今週は練習不足、その影響が出てしまいました。右手がぎこちなくて、かつ左手の指はもたつくは、いいとこまるでなし。

中でも、ハイドンは壊滅的でいやになってきました。楽譜を見ると、そして音を聴くと楽しいんですけど、この人の曲がありえないくらい、デリケートでシビアなんです。ボーイング、アーティキュレーション、音程、すべてが。

時代的にシンプルな構成がゆえによりシビアに弾くことが要求されるって感じで、気を抜く暇が全くないです。

そこに「楽しんでる?」って言われても無理としかいえないですT?T

正直言って、今の自分の実力ではハイドンは厳しいと思っています。かなり無理していると思っていますし、迷惑もかけていると思います。

それでもやってみようと思ったのは、ちょうどヴァイオリンを初めて7年がたちましたが、なんか数年前から壁にあたっていて、それを克服するには、少々チャレンジしなければ無理なんじゃないかな、と思ったからです。ハイドンという教材は最適かどうかはわかりませんが、少なくとも今のところはいい修行になっていると思っています。

修行なので正直言ってやはり、簡単には楽しめてはいません。神経も結構つかっていると思います。でも、だからといって大変とか苦しいとか、そういうわけではなく、そこはやっぱりアンサンブルなので、楽しめる側面は多々あります。そしてなにより、勉強になるので知的好奇心もそそっているから、モチベーションを与えるきっかけはちりばめられているのではないでしょうか。

また、話は少々変わりますが、ハイドンは、オーストリア東部、ウィーンから南に50kmくらいにある「アイゼンシュタット」って街にゆかりがあるようですが、ちょうど今度の旅行でオーストリア・ハンガリー国境をドライブする予定なので立ち寄る予定です。

こういうこともこの作曲に興味を持つきっかけにもなるので、ヴァイオリンももっとがんばらねば、という動機にもつながんじゃないかなあと思います。

まあ、引き続き頑張ってみます。

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