最近は通常時間での勤務に戻っているため、朝起きたころちょうど明るくなるという感じです。窓の外を見ると雪。この部屋はいろいろと暖かい要素が多いため、少々家を出るのに躊躇してしまいました。
それにしてもこんな日に限って外出とはね。今日は終日セミナーでした。といっても15時からの会議に出なければならないので途中で切り上げなければなりませんでした。某協会が主催するセミナーで、最近はやりの投資ファンドとかMBOとかM&AとかTOBなる横文字オンパレードのセミナーでした。最近の業務がどちらかというと「どういう株に投資したら儲かる」っぽいものに偏っているためか、こうした投資ファンドの動きがどういう影響を与えるのか、あるいは彼らの動きに習うものってあるのかな、そんな感じで聞いていましたが、やっぱり儲けにつながるような話は簡単にしてくれるはずないですね。
2007年のレビューとか株価に与える事後的な影響について調べた学術的なレポートがほとんどでした。
こういうセミナーは、確かに仕事に直結するものを得られることは少ないのですが、世の中の勉強、知識をつける、そういう目的にはもってこいです。はじめからそういうものだと思って出席しているので、別にがっかりすることはありません。
ちなみに今日のスピーカーはめずらしく？よかったなと思いました。金融関係のセミナーでなかなかそう思うことはないです。
ところで自分の業務ではしょせん日本の上場株で遊ぶくらいのアイデアしか出せないわけですが、それでも証券会社だし株に関係している仕事である以上、サブプライム問題というのが何らかの形で影響してきます。確かに対岸の火事っぽい感じではありますが、十分にその火の粉がとんできてるといえるでしょう。
だいたい証券ビジネスというのは、フィービジネスなので株に限って言えば株取引が活発になったり株式関連の資産が増加するほど良かれ悪かれ儲かるものなのです。なのでサブプライムショックによる株価下落というのは、直接サブプライムによる損失がなくても間接的にきいてくるわけです。しかも自分のボーナスが会社の業績に連動するしくみなのでより切実なわけです。もっとも日系の会社だし自分のポジション的にも業績連動といってもたかがしれてますが…。
また少なからず今自分が関わっている仕事にも株安はいい影響であるわけないです。株式市場から資金が流出してしまっては何もできません。
いろいろな意味で寒い話題が多いかもしれないです。
でも、なんだかよくわかりませんが、「雪」って心が和むんですよね。
