怒涛の週末 その5(最後) 日曜日午後?夜

littlejackviolin

(続き、そしてこれで最後)

午後の練習は聖剣伝説から。

ドラクエは1プルつまり最前列なんだけど、聖剣はうしろのほうのプルト。やっぱり精神的にはだいぶ楽だね。といっても気が抜いてはいけない。

この曲は、ゲームをプレイしたことがないから場面描写とかよくわからないのだけれど、ポップな感じのメロディーが比較的多い気がするのであるが、ところどころに「叙情的」というか、そういう曲調が存在する。オケっぽいともいえるのかもしれない。まさに弦楽器をポテンシャルを思いっきり発揮したいところ。

自分自身の音程、そしてハーモニー、神経をとがらせるというかシビアになるというか、じゃないと雰囲気でないしかっこ悪い。プログラム構成上長くはないんだけど、意外と疲れる。

かなり練習は細かいチェックも行いながら進行していったため、16時30分くらいまで聖剣を演奏していた。先生からはおおよそ仕上がってきたね、という評価をいただいた。一体感は出てきたかなというのは演奏側からみても感じる。がもちろん、まだまだ課題は多いのもわかる。難しいフレーズもあるが、これから残りの期間個人練を頑張ればどうにかこなせそうだ。

次はドラクエ6全曲通し。とりあえず18時までできるところを。このあたりから怒涛の週末の疲れが一気に顕在化してくることとなる。はじめに影響を受けるのが集中力だ。僕の場合、状況にもよるが集中力が落ちると、どうも音程が狂いだす。きっと左指の感覚がおかしくなってくるのであろう。わかっていても修正できない。ドラクエは1プル、つまり最前列、プレッシャーは大きい。

18時20分くらいから30分休憩、ふたたび練習再開。

バトル系の曲は、技術的に難しいがどうにか本番までには100%には到底た取りつかないものの、80%くらいの到達度には届くんじゃないかなと。が今週末は昨日の土曜日の本番に向けて、リトルの曲をさらっていなかったため、昨日の日曜日の練習では納得のいく演奏はできなかった。とはいえこれまで、まだまだ技術的には問題点も多いが、よく練習していたのでどうにかついていくことはできたと思う。

とにかくドラクエは、「時のオカリナ」、「エーゲ海」、以外は、これから3週間個人練含めフォローしけばどうにかなるという自信は芽生えつつある。くどいようだが、100%きちんと弾くのは無理なんだけど、多少劣っていてもパートで協力し合えばアンサンブルとして仕上げることは可能だと思っている。

でも、「時のオカリナ」、「エーゲ海」は歯が立たない。これは土曜日のハイドン4楽章でも感じたことと似ている。今のボーイングの技術ではどうあがいても納得のいく表現ができない。確かに先生、コンミス、トップの要求したいことはわかる。でもできないのだ。念のため誤解されないように強調すると、できないといっても諦めているというわけでもない。イメージ、理想、方向性というのはよくわかる。これもこれからヴァイオリンを続けていくうえので大きなテーマ、克服すべき課題ということはよくわかっている。

それにしても昨日の夜7時以降の練習の集中力のなさはどうしようもなかった。

メンタル面が弱いのは仕方がないとは言わないまでも、現状そうである以上、きちんと本番では意識してコントロールする必要がある。もっともこれについては土曜日にある程度できていたから大丈夫だとは思っている。

さまざまな課題を再認識、そういう意味でとてもよい練習となった。

練習終了、再びトラック運転。夜の道は(当たり前だが)暗いけど、車の量は少ないの帰って運転しやすい。高速道路もすいていたしあっという間に再び先生のお宅へ到着。夜のここの車庫入れほど怖いものはない。先導に慣れている人がいなかったため、朝と比べて車庫入れに相当苦労したがどうにか入庫。今回は先週に比べて楽器の量も少なかったため、比較的早めに作業終了。トラックを返しに行ったあと、車で来てくれていたベース団員しゃんさんにお願いして、マイカーが置いてある先生宅へふたたびもどってもらったこともあり、昨日は24時を迎える前に帰宅することができた。

1時には寝つけるかと思ったけど、どうも寝苦しくて結局寝付くのにはそれから1時間以上かかった気がする。

疲れは残っているけれど、体力がないほうの自分、意外にも活動できるなって、つくづく思った週末であった。

(終わり、作成時間合計約1時間50分)

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