訪れたのは、2010年4月26日午前。とても良い天気でした。
スペイン国境からそれほど遠くないピレネー地方にあるCastelnou(カステルヌー)。スペイン国境からペルピニャンへ向かう国道からもさほど遠くない距離。
今回の旅、火山灰の影響でボルドー入りを諦めてバルセロナから車を借りてフランスに入りました。前日はやはりここから50kmもないプラードという街にホテルをとりました。このあたりも美しい村がいくつか集中しています。
いったん国道を抜けるともう山道というか、たしかに何も無い道が続きますが舗装は行き届いています。フランスはこうした田舎道でもとてもドライブしやすい。
しかし、いざ山道を抜けて峠にさしかかると、ご覧のように眼下に美しい村が広がります。
天気がすばらしい!
村の入口です。この村の城壁は13世紀ころに作られたとのことです。美しい村に認定される条件には「歴史」という要素も考慮されるようです。
門をくぐった瞬間、息を飲みました。これは美しい…
街のシンボルのお城、お城からの眺め。
とてもメンテナンスの行き届いているといいますか、石造りの街並みは見慣れていますが、なんて言うんでしょう、「美しい村」に選ばれるのがわかりますというか、ヨーロッパではどこでも見かける石造りの街並みとはやはり雰囲気が違うなあと思いました。
このあと20箇所以上の村を巡るのですが、ここカステルヌーは間違いなくトップ5に入る美しさだったと思っています。