管弦楽団:星の調べ 第2回演奏会に行ってきました

gameorchestra

昨日22日日曜日、

管弦楽団:星の調べ 第2回演奏会

交響曲FFT

さくらのレンタルサーバ

に行ってきました。

開演前の大行列?

ちょっと自分が所属している大きいオケでないほうのゲーム音楽アンサンブル団体のビラはさみのお手伝いをしに早めに行き、そのあとゆっくりと聴かせていただきました。ビラ挟み作業は少々時間がかかったものの、それでも開演まで十分時間があったので、近くのファミレスで、同じくビラ挟みに来られてた別団体の方たちと自己紹介?がてら一緒にお食事。

それでも少し余裕を持って会場で並んでようかな…、考えが甘かったです。開演1時間前なのにすでに行列はロビーを突き抜けてホールの外。

それでもまだ我々は早かったほうかも、と思うくらい、あれよあれよという間に大行列。

すごい光景でした。

自分もいる大きいほうのオケもこういう現象が起きていましたし、見慣れてはいるのですが、数あるアマオケ@クラシックとはまったく異なり、とにかくこういう「イベント」ってないんです。ましては「Final Fantasy Tactics」の曲をとにかくやれるだけやるとか、日本のどこにでもないんです。

ということで、なんかこうして長い行列ができるのも納得なんです。

幸い雨がやんでいたのでよかったですよね。

ということで演奏会開演

実は私、FFT、ちょっとだけかじっただけで全然覚えてないんですよね。なんでだろうとちょっと発売日をwikiってみますと、

ファイナルファンタジータクティクス(Final Fantasy Tactics 、略称:FFT、エフエフティー、エフエフタクティクス)は1997年6月20日にスクウェア(現・スクウェア・エニックス)より発売されたプレイステーション用のシミュレーションRPG。ファイナルファンタジーシリーズの外伝的な作品に当たる。販売数約135万本。

ああ、大学のこの時期か、うんうん、ゲームあんまやってなかった。いわゆるリア充のころねw

それはさておきまして、曲は全然知らなかったのですが、なんかすっごい多い…

Bland Logo?Title Back, Trisection, Antipyretic, 主人公のテーマ, Staff Credit

他 合計61曲

すみません、全部引用、書くと時間かかりそうなので省略させてください…

第4部=4楽章構成となってまして、3回の休憩時間はわずか10分、3時間以上に及ぶ大演奏会、正直疲れた、いや実はそんなことなくて、演奏の完成度も曲もとってもよくて、想像以上に疲れないでとっても楽しむことができました。

実は弦楽器に直接の知り合いが何人もいまして、彼らとは頻繁に会うのですが、その都度、弦楽器的には大変なアレンジだ、って聴いていたのでのですが、ええ、確かに弦楽器はものすごく大変なことはわかりましたが、通常よりも多い管楽器とのバランスなどは、聴いている側にはそれほど違和感なく、よいバランスで聴こえていました。これも予想外なことだったかな。

そして、そもそも曲自体、これがまたいいんです。ゲームの世界観が深くて面白いってみんなから言われていましたが、曲を聴くだけで十分想像できましたよ。

なんでしょう、むしろ変にあれこれ知っているよりもずっと素直に聴けたのかもしれない。なんでも一緒に聴いてた友達は、ところどころ物言いしたいとか言ってますし、そういう聴き方もありなのでしょうけれど、ただ純粋にいい音楽を聴いているという状態は、それはそれで悪くないのです。というかこのくらいのスケールであれば、下手な知識なり先入観はいらないと思いますよ。

と、こんなことを感じながらのあっという間の3時間だったと思います。

最後に

終演後、帰宅、ただちにiTune Storeにてサントラ買ってしまいました。

これが言ってみれば今日の感想のすべてかもしません。

すごいね、これを演奏したいという思いを12年もの間持ち続けて人を集めるなんて。そういうひたむきな想いというものが伝わってきますし、それがあれだけのお客さんそして団員を集めている原因なのでしょう。

だからというか、そういう思いや熱意がびっくりするくらい伝わってくる、僕のいるリトルジャックもそうなんだけど、ゲーム音楽はこうした他の音楽では決して味わうことのできない感動が、不思議なのですが、存在してるんですよね。

その一方で、エンターテイメントなわけで、笑いも大いにあり。案外気楽に楽しめたりもする。実はかなり奥の深いジャンルなのかも。

後はそうだなあ、「見本」がないんですよね。たとえばクラシックだったら、国内海外のプロオケとかやたらとうまい学生オケや市民オケとか、なんていうか「プレッシャー」なオケってあるじゃないですか。うまく言えないんですけれど、前例とか見本がないって、気軽に楽しめることに少なからず影響を与えてるんじゃないかなって思っています。

よい体験をさせてもらいました。ご関係者のみなさん、お疲れ様でした。

※1 FFTというとどうしても高速フーリエ変換を思い出す…

※2 12年ぶりにFFTでもやるかーと思ったら、「2009年5月13日にアーカイブスという形でPlayStationStoreに配信開始。」ってwikipediaに書いてありますぞ。

 

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