河口湖に行ってきた

consortviolin

某つばささんのように、1か月以上も前のことではなく、土曜日のことです。

リトルジャックではないもう一つのオケのほうの合宿に行ってまいりました。場所がこれまた奇遇なことに1か月前と同様の河口湖の某Hという合宿所でした。

原則週末、特に日曜日はリトルデイとして開けていますので、少々ハードではありますが車で日帰りしました。日帰りといっても前日に最近帰っていなかった実家にとまってから行きました。実家から河口湖までは一般道でも1時間ちょっともあれば十分つくので東京(まあ正確には川崎ですが)から行くよりも幾分か楽です。

実家を12時ちょっと前に出て現地到着は13時10分くらい、一応集合時間は13時でしたが、合奏が14時からでしたの十分間に合いました。

幸い土曜日の練習はハイドンとモーツァルトが中心、このところ平日の練習にあまり参加できておらず、参加してもいつもベートーベンばかりでしたので助かりました。ハイドン、モーツァルトは、一応一生懸命練習したつもりです。引けないフレーズも多々ありますが以前に比べれば局の構造の理解もだいぶ進み、どうにか合奏についていけるレベルにはなっていた気がします。

ここの指揮者の先生は結構厳しいことを言うのですが、(少々話が長いのを除けば)テンポ良くこなしてくので、いつも楽しく演奏ができていると思っています。適度にプレッシャーも与えてくださる(イジメ?)ので、周りを聞いて、そして十分個人練をしなきゃって、適度に?外圧を与えてくださるので、少しずつVn技術向上しているような気もします。

ハイドンは、アンサンブルをすればするほど楽しい。古典とはいえぜんぜんシンプルじゃなくて、まあ細かいことはわかりませんが、曲の構成だったり調性だったりと、きめ細かな工夫・気配り・主張が感じられます。やっぱこの時代の音楽って形式美っていう概念をひしひしと感じますよね。昔サイエンスとくに物理とかやってた自分にとっては、(よくわからないけどきっと)背後の法則はシンプルだけど実際の現象、つまり聞こえてくる音楽自体は一聴するとまとまってきれいに聞こえるけれど、深く聞けば聞くほどさまざまな工夫が程こさえていて時に混乱に導くくらい複雑な形式をとっていることがあります。

うん、よくわからないけどきっと奥深い。でも、音楽ってなんだろ、「まあ、自然に」楽しめるし理解できる気がする。和声とか形式とか知識も大事だけど、そんなに難しく考えなくても元来自然に存在しているというか自然と人は理解していたもの、そんな感じなのでしょうか。

なんだかよくわかりませんが、要するに14時から22時まで、途中15分ほどの休憩が数回、夕食1時間、これらをのぞいてみっちり練習しました。

練習が終わり22時すぎ、みなさんより一足お先に河口湖を後にしました。23時30分には自宅に着きました。夜の中央道はかなりすいていました。高速道路の山梨県エリアは街灯がなく真っ暗でした。ヘッドライトをアップにして、時々対向車が来たときだけ通常に戻す、そういえばこの車でアップライトにしたの初めて。外車なので、どうやったらできるか分からなかったけど、日本車と同じでした。

この日はとっても疲れたようで、帰宅後、即入浴し、そのまま爆睡してしまいました。

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