言わずもがな食事は旅行中の楽しみの一つであります。今回はなかでも夕食のおはなしをしたいなと思います。
ただ、個人旅行＆一人旅だと意外と苦労するのもまた食事だったりします。僕の場合は、最近はずっとドライブ旅行のため、これまたいろんな制約があったりもします。
たとえばお酒。お酒はホテルについてから、夕食時しか飲めません。
しかしそうであっとしても、やっぱりフランスは美食の国、どこで食べてもおいしいものばかりという印象です。確かに日本と比べると量は多く、こってりはしています。でも実際は、日本で予想していたほど量もこってりさもないなあ、と思いますね。
で、どのような場所で食べているかですが、まず田舎の場合、お店があまりありません。あっても相手いないこともザラです。なので、基本は「泊まっているホテルで食べる」です。宿泊するホテルにもよりますが、例えばこんな感じでカジュアルなところもあれば、
いいホテルに泊まってちょっと背伸びして良いレストランを選ぶこともあります。
大体田舎のホテルは、「ホテル＆レストラン」であるところが多いです。実は、レストランのレーティングで有名な「ミシュランガイド」、あれって本来は旅行者向けのホテルガイドなんですよね。今でもそうです。ただ、フランスを含めヨーロッパのホテルってだいたいレストランも一緒になっていますから、当然ホテルを評価するにはレストランの評価も必要、それが後年レストランのほうに注目が集まって今に至る、そんな感じだそうです。
あたりまえといえばあたりまえですが、「フランス料理」なので、オードブルから始まって、メイン、最後にデザートとなります。ちょっと格式ばったところだと、オードブルの前にもなにか出てきたり、デザートの前にチーズがでてきたりもします。
そしてパンはもちろんタダで付いてきます。おかわりもできます。またこれがおいしくてついつい食べてしまう…。
やっぱりメインはお肉料理。ヨーロッパに来たらなんといってもお肉だと思います。なかでもフランスの肉料理は他のヨーロッパの国々とはぜんぜん違う、本当においしいなあと思います。高級レストランをのぞけば日本やあるいはパリとかでもなかなか味わえないのではないかとすら思っています。
もちろん、デザートも忘れてはいけません。結構おなかいっぱいになってるからこたえるものですが、不思議と食べれてしまう、いやあ別腹というのはとにもかくにも恐ろしいものです。これまたすごくカジュアルなところから形式ばってるところもあってさまざま。
ところで、注文の仕方ですが、これもかなり悩むところ。基本は「メニュー」というのを選ぶのが無難です。メニューというのはいってみれば「定食」という意味でして、日本で言うところのメニューではないです。定食です。
でも大体の観光地では英語メニューもあるので安心です。とはいえ今回のような田舎だとないところもあるので、その場合は頑張るしかないです。
個人旅行の場合、本当に自分で考えて判断して食事をとらなければいけません。日本と比べてペースがゆっくりだったりいろいろ戸惑うことも多いです。でも慣れてきてしまえばこっちのもの。
ただ、田舎の場合、都会で食事するよりも次の料理がくるまでの待ち時間が予想以上に短いです。そもそもお客さんがそんなにいないですから、よくレストランに僕だけなんてこともあります。
